創業当時、私は 1 本ずつのハサミに向き合いながら「その先にいるお客様の悩みを軽くしたい」
という想いで仕事をしていました。この姿勢は、今も Scissors Street の中心にあります。ハサミがあったから、
TOKIKATA も、ISSOU も、SAI も、ヘッドスパも、生まれました。
STORY
「1本のハサミ」との静かな約束からはじまった。
2013年。
代々木の片隅の小さな工房。
そこには、プロの美容師たちから預かったハサミが、ずらりと並んでいました。
「切れ味が鈍る。
でも、もうこのハサミでなきゃ切れない──」
そんな声を聞きながら、
ひたすら研ぎ、磨き、刃先の角度を微調整した。
その刃先に宿るのは、ただの金属ではなく、
美容師の技術と思い、そしてお客様の「なりたい」に向き合う覚悟でした。
やがて、1 本、また 1 本と。
その手に馴染む刃で、美容師の“思い”を支える道具を届けたい――
。
そんな想いが、「Scissors Street」という会社の原点になりました。
時は流れ、燕三条の老舗刃物職人との出会い。
日本刀にも通じる鍛造技術、金属加工の真髄。
その技術は、シザーだけでなく、ネイル用ニッパー
、コーム、
そしてケアプロダクトやヘッドスパという全く新しいステージの黎明(れいめい)になりました。
“刃物 × 美容 × 科学 × 癒し”
――
この掛け算が生み出したのは、道具だけではない。
技術、安心、そして“人の人生を軽くする”体験でした。
2025年──
シザーストリートは、静かな野望を胸に、
新たな幕を開けます。
刃物の歴史と美容の未来が交差する場所で、
誰も見たことのない「美の新しいスタンダード」を、共に創りましょう。
株式会社シザーストリート
代表 古川武志
すべては、「刃物」で、人の人生を少し軽くするために。
2013年――
。
僕は一丁のハサミを抱え、小さな研ぎ工房からこの道を歩み始めました。
夜のライトのもと、刃先に光をあて、ほんのわずかな角度のズレを見逃さずに。ハサミはただの道具ではなく、髪を切る手の延長であり、使う人の想いと技術を映す鏡でした。
そこから、美容ハサミの販売、ネイル用ニッパーの開発・販売、毛流れを整えるためのプロ用コーム、髪と頭皮の浄化ケア。
シザーストリートは、刃物の「研ぎ」のみならず、刃物から派生する“技術”と“ケア”、そして“体験”を形にするブランドへと成長しました。
でも、どれだけブランドが増えても、根っこにある想いは同じです。
「髪を切る人も、髪を預ける人も、その先にいる人も」――
刃物の先にいる人の人生が軽く、明るくなるように。
これからも、職人の手の温度、技術の研鑽、そして美容への誠実さを大切に。シザーストリートは「刃物発のビューティープラットフォーム」として、1 本の刃先から 1 人の人生まで、想いを届け続けます。
